RX-78 "GUNDAM" SENTINEL 0079.ver

1/144 RX-78 ガンダム (アムロ・レイ仕様機)

B-CLUB(スタジオレックレス) レジンキャストキット

2015.10.8 完成 

かなか良い立体物にめぐり合う機会の少ないRX-78ガンダム。とりわけ、ガンダムセンチネルの最終回に掲載された、いわゆるカトキ版ガンダムは立体解釈が非常に難しいのは皆さんご存知の通り。今現在も新作のガレージキットがキャラホビで発表されたり、雑誌やツイッターでも様々な作品を目にします。

かく言う私も「何時かは!?」マスターグレードのGMカスタムなりVerカトキのキットをいじり倒して再現してやる!とは、思うのですが・・・ただでさえ困難な立体化を改造センスの無い人間がやっても、まあ結果は見えているので。。そこで、私が温存していたガレージキットの中でも、ほぼ最高と思われるキットを作ってみる事にします。

キットは、今現在も変わらずイベントで活躍中の小松原さん原型で、2000年当時にB-CLUBから発売されたVerカトキのキット。非常に長く細い手足とスリムなシルエットで、大きめな肩のブロックと小さめな胸が特徴(だと思う、あんまり自信無い)で、プロポーションはセンチネル最終回の立体にほぼ近い印象。細かい所の差異はありますが、そこは原型師の方の解釈の違いと調整の範囲に行われていると思われます。今までのカトキ版〜〜キットの中でも多分最も作例に近いのはコレ!では無いかと。

それでは製作について。と、言っても普段のガレージキット作りと全く同じなので特に書く事も無いのですが・・・。

ガレージキットお約束の洗浄作業は、今回ツイッターで知ったジョンソンエンドジョンソンの激泡クリーナーを探したのですが、近所のホームセンターでは手に入らず、リンレイの換気扇レンジクリーナーを使ってみます。弱い苛性ソーダで油分を取る様ですが、ジューっとスプレーして15年越しの離型剤のベトベトがきれいに落ちました。うーん・・・これは強力。

これでモチベーションがアップしたのか?その後の表面処理はFAZZの時同様、スピンやすりで快調に進んで約3日程で終了・・・流石に普段のモータヘッドや何やらに比べれば大きさ、面の複雑さも無いのであっさり終わります。1/144MSのガレージキット作りもいいですねえ。

 

そして塗装・・・。これは正に25年にわたって記事を読み、研究と考察を具現化させる作業(と言うほど大した事ではない・・・)とも言います。フルバーニアンを塗った時のデータが生かされてますが、今回もほぼ同じです。皆さん好みの違いは有るでしょうから一つの解釈として、参考までに。

本体の白・・・結局混ぜ物なしのビンから出したままの白!に落ち着きました。混ぜてくすませても、写真に撮ると変わらないんですよね・・・。フィニッシャーズのファンデーションホワイトです。

黄色・・・Mrカラーの黄橙色をそのまんま。

赤・・・フルバーニアンの塗料が底を尽きつつあるので、今回は調合します。つってもシャインレッドに白を多めに混ぜただけのサーモンピンク。

青・・・これもフルバーニアンと同じ。調合した塗料を紛失してしまった・・・。コバルトブルーに蛍光ピンクとパープル+若干量のホワイトを混ぜた物。今なら色の素も使えるかも。

グレー・・・関節と背中のランドセルはニュートラルグレー+マホガニー。ライフルはニュートラルグレー+ネイビーブルー。

全然どうでも良いですが、最近はちょっと老眼がヤバイので顔面のくま取りとかの塗装がちょっとヤバイ。ヘッドルーペを使って切り抜けます。

 

マーキングは塗装と同様、作例版の再現を目指すので、今時(GFF風)の派手で大判のマーキングは一切ナシ。この時の為に取って置いた各種のデカールを選び抜き貼り付けます。胸のGUNDAMとRX-78のペットネームは早速FAZZのデカールの余りから。今の目で見るとシンプルでちょっと物足りないかもしれませんが・・・やっぱ当時からの思い入れ過多なので、コレで良いのです!

仕上げのフラットクリアーは最近はずっとガイアノーツ。ザラつかず、しっとりとツヤが落ちて白っぽくならないのでオススメっです。

さて、高校生の時に見たセンチネル最終回、あれから25年・・・。コレにて完成となったセンチネル版ガンダム。に、決着は付いたのでしょうか?と、まで大げさな事は言わずとも一つの例と言った感じですね。最後にまんまRX-78の模型を作ったのが小学校3年生のガンプラブーム以来だった事に気が付きましたww

 

※製作参考資料 月刊モデルグラフィックス 1990年7月号


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