センチネラーの長年の課題の一つ、だったのがリファイン版バーザム（いわゆるカトキ版バーザム）。今回、FRAME OUT MODELSさんのキットが手に入ってようやく作ることが出来ました。

そんなバーザムの解説を少々。キットとしては恵まれなかったリファイン版バーザムでしたが、完成品やトイでは幾度となく立体化されていて、何故？キットにならない！と、不満タラタラ（B-CLUBやイベントキットではありましたが）。。立体化はされているが、キットは恵まれない？不思議な機体を作ってくれたのが、モデラーのKuWaさん。モデルグラフィックスの紙面で発表された作例は、一応ハウツー形式ながら、もはや再現不能なレベル？（この読者置いてきぼりな感じが、いかにもセンチネル！と言えなくも無いですが）HGUCキットのバーザムを買っただけで終了！していた所のキット化だったのが本当にあり難い！（と言うレベルの話）だった訳です。

キットは2018年のC3AFAイベントにて、私のお目当てはD型Zplusとこのバーザム。買えるかどうか？が最大の問題でしたが、何とか入手でき、本当嬉しかったです（ほっとしたとも言う）。そんな感じでイベントキットは手に入れる事さえ出来れば、後は作るだけ？早速、いじってみることにします。

他のページでも書きましたが、最近のイベントキットでのセンチネルの復活で、144ガレージキットを作る機会も増えて来ました。表面処理、仮組み等、いつもルーティンの繰り返しで、ちょっと飽きてきたかも？ですが、KuWaさんのキットは精度、組み易さも凄いですが、何しろカッコイイのがやる気にさせますね。ココが何より重要な所で、後は私たち受け手側次第、と言った所でしょうか。

塗装については結構悩んで、ティターンズのブルーはニューディサイズの塗装とは違うもの？とも考えましたが、同じ基地に配備された機体。と、解釈してゼクアイン、ツヴァイに塗った塗料の余りから（結局混ぜるのがメンドイからともｗ）濃いブルーはネイビーブルーを足して濃い目にしてあります。黄色の部分は特色329番のイエロー、その他、関節、武器も全く同じなので、ゼクアインのページを参照してください。

マーキング、デカール貼りはキット付属の物より、これが別冊作例とGFF版の両方を再現できるようになっていて、何とも心憎い限り。私はモチロン！別冊作例版をチョイスします。その他コーションはHi-Qパーツ製なのはいつもの通りです。が、貼り付けた後のデカール糊の拭き取りが甘くって・・・跡が完ぺき写ってしまってます。。

そんなこんなで完成したバーザム。自分で再現しようとすると、とんでもなく大変な立体をようやく手にする事が出来ました。原型師のデザインセンスそのままがキットとして手に出来るのは、やっぱりガレージキットの醍醐味。本当に感謝の言葉しかありませんね。