MSA-0011[Bst]

PLAN303E DEEP STRIKER

1/100 プラン303E ディープストライカー

バンダイ インジェクションプラスチックキット

2018.4.21 完成

さか!?デープストライカーまでキット化されるとは!最近はこう言うパターンが凄く多い気がするのですが・・・ センチネルメカのキットラッシュも、ついにここまで来た感もあります。 キット化された事自体が何かの間違いのような物なので、 本当に夢の様なキットな訳です!自分の中ではセンチネル30周年記念キットだと勝手に思い込んでいます。

キット内容についてはまあ、皆さん散々ご存じだとは思いますが・・・一応簡単に触れておくと マスターグレードのS、Ex−Sガンダムのキットを上手く流用した内容で 新規で造形されたブースターユニット、主砲プラットホーム等がキットの大部分を 占めた物になっています。 それと話題なのが新規造形の小型化された頭部と、上下分割とスライドギミックの追加された肩装甲で Sガンダム本体も時代に合わせたアップデートがされています。 なんですけど、ここまで行うのであれば、思い切って肩本体のジェネレータも大型化して 新規で造形、後にノーマル、Ex−Sもリニューアルキットにすれば?とも。

なんですが・・・こう言う超大物キットはいつか作りたいリストに入ると、延々作ることが無くなってしまうので、 「鉄は熱いうちに」と、早速に製作してみましょうかー。

まずはキットを買って箱を部屋の中に入れると、早速置き場所が、無い! 結構困り果てますが、速攻でパーツをランナーから切り離して容積を圧縮します。 切り離したパーツはランナーの枠の番号毎に袋に入れて小分けしておき、後で訳が分からなくならないように。通常その後はパチ組みして全体像を把握して〜と続くはずですが、今回は事前情報で組み立て後の姿が ネットや各雑誌で公開されていたのと、 またスナップフィットのはめ込みも結構キツメなパーツも多くて、ばらすのも大変そうだな・・・と。 あと、それで満足して眺めて終了になってしまいそうでもあり、 非常に実験的な試みではありますが、省略してそのまま突っ走ってみる事にします。

なので、キットの製作自体は殆どが素組みなのですが、一部組みやすくする為の後ハメ加工とディテールアップ工作 を行います。後ハメ〜は主に主砲の砲身と本体部分、後部のアブソーバー部分と別々に仕上げられるように、 ダボを切って加工します。今回は物も大きいので超音波カッターでザックリ切り取り、鉄やすりで仕上げます。 これで合わせ目消し、表面処理、塗装と別々に進められるようになります。

しかし、ブースターユニット、コンフォーマルタンク周辺は構造的に無理がある為加工出来ず (タンクとユニット自体が機体構造を支えるストレスパーツなのが判明) サッと仮組みして構造を理解して、バラバラのまま進めざるを得ませんでした。

その後、表側に出る装甲のパーツは面出しと表面処理を行います。今回は物も超巨大でパーツ数も膨大な為、 超々大苦戦が予想されましたが・・・ファンテック社の超硬スクレーパーで大雑把に削り(カスが超大量に出ます) ウェーブのやすりスティックの#600〜#800で仕上げて、割とあっさりと終了してしまいます。 (その代わりに作業には超集中しましたけど) 面とエッジがタルくならないように気を付けながら行います。

その他ディテールアップ工作は大型かつ密度のあるパーツが殆ど。であるのと、ここまで大量のパーツの表面に 同様のディテールアップ工作を行うと、全体の印象がのんべんだらりと散漫になってしまうのでは?と、、 ロケットノズルの淵を薄く削ったりの基本工作のみ。 対してのSガンダム本体部分は今まで作ったEx−Sと同様な加工を行っています。視線が集まる箇所に集中させて メリハリをつけて追加してあります。

以上を適当な感じで切り上げたら(おい)、塗装!となるのですが・・・ここも今までとケタ違いのパーツ数と大きさで 超大変な事になります。本体の白は余りに大量に使用する為、今回も混ぜ物無しのただの白。フィニッシャーズの ファンデーションホワイトです。調合して途中で足らなくなったりすると大変なので・・・ 隠ぺい力のあるホワイトでも丸々2ビン使用してしまった。。恐るべし! この303Eだとパーツやユニット毎にディテールの密度が濃いので、単色でもそれほど間延びした印象は 無かったと思うのですが・・・。一部のパーツはガルグレー系(315番)でパネルライン、ユニットで塗分けたのみです。

赤い部分は蛍光レッド+蛍光オレンジ+原色のオレンジ+ホワイト。を基本にシャインレッドを足した色で濃淡の スプリッター迷彩を毎度なパーターンで塗分けします(もうちょっと明度差があってもよかったかも?)

グレーはメカ関節部はニュートラルグレー。スマートガン、ブースターユニット濃いグレーは333のエクストラダークシーグレー・・・ な、最近安定の配色。ビン生で調色なしで使える塗料は普段からピックアップしておくと便利です。 ブースターユニット・コンフォーマルパックのロケットノズルは計10発の巨大なノズルにメタルカラーを塗って磨き出すのは ちょっと大変…なので、テスト的にガイアノーツのスターブライトアイアンを使用してみます

エナメルのジャーマングレー等で墨入れの後はマーキング・・・ですが、 両肩の大判のGUNDAMsystemとVamawrsマークはシールなのはちょっと・・・なのでEx-sキットの余りのインレタをクリアデカールに 転写したもの。その他のマーキングは、実はキットのインスト指示の通りに貼ると別冊作例のマーキングがほぼ再現できます。 付属のシールを使用する事になるのですが、別売りのデカール版が発売されるのを・・・待てる訳がないので、 社外のデカールで似た図案の物は代用し、シールは淵を丁寧にカットして貼り付けてあります。その後のつや消しクリアーもいつものガイアノーツ。と、塗装、マーキングは今までの安定パターンで、失敗のリスクをひたすら回避! 特に変わった事を全くしていないです。

そして、毎度お馴染みな最終組付けの修羅場を経て、完成!すると、303Eが超々巨大な姿を現すわけですが・・・前述の通り 仮組を行わなかったので、本当に初めて全体像を目にした訳で・・・当たり前の様にデカイ!でか過ぎる!!達成感と充実感が半端無い反面、一体これ何処に置くんだろ?と絶望感にも見舞われます。。 とにもかくにも、夢のキットが我が手に入る事になりました!いやー結構勢いと言うか、ノリノリで突っ走りましたが、 こう言うのって気分的なものも大きく左右するので、作れる時に作るのが本当良いですね。


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