FA-010A FAZZ

1/144 FAZZ α任務部隊所属 シン・クリプト中尉機

バンダイHGUC インジェクションキット +digitalian/D-place レジンキャストキット(イベント限定品)

2015.9.20 完成 

当久しぶりにガンダムセンチネルの新作キットが近年キャラホビで発表されるようになりました。私もそれまで10年以上全く無関心だったガンダムのイベント限定キットでしたが(ポツポツ欲しいと思ったキットはありましたけど)久しぶりに会場に足を運んでみる機会も多くなりました。やっぱセンチネルが絡むと黙っていてはいられませんね!2015年のイベントで話題はこのFAZZだったのではないでしょうか?

キットは元々良作のキットだったHGUCのZZガンダムのキットに、レジンキャストのフルアーマーとメガキャノン、バックパックを取り付けるトランスキットになっていて、ツイッターで見てからコレだー!と思っていました。キャラホビ当日の朝まで夜勤だったのですが、急ぎ幕張まで急行!したのですが・・・。

また近年はガレージキット原型のスクラッチも大手と言われるプロ原型師の方々はデジタル設計、3Dプリンター出力や光造形に移行が進んでいるようです。造形のセンス、バランス感覚はそのまま、凄まじい精度で立体化されており、もはやアマチュアレベルでは太刀打ち出来ないのでは?時代も一気に進んだ感があります。

 

このFAZZも、そのデジタル造形の恩恵を十分に受けた、恐るべし精度のキットになっています。特に芯となっているHGUCのZZへの増加装甲パーツのフィッティング、寄木細工の様にピタっと組み上げるハイメガキャノン等、実に目を見張るものがあると思います。

では早速製作。まずはガレージキットパートから手を付けます。いつものバリ取り、表面処理は、パーツ数は結構多めに感じますがMHほど複雑なパーツも無いし割とあっさり目に1週間ほど(スピンやすり使用)で終了。

コレは行けそう?と、目鼻が立った所でHGUCのZZのパーツにも手を付けます。こちらは主に面出しとエッジ立てを中心に行って、ガレキパーツの表面と合う様にうねりを取ります。芯となる部分だけですので、こちらもそんなに手は掛からずに終了がウレシイです。

そんなこんなで両パートのパーツ合計は結構な数になりますが、大体表面処理が終わったところで仮組みと調整を繰り返して(本当はあんまりやっていないw)おきます。

塗装も今回塗り分けが多くて、やっぱりちょっと大変なのですが、同じ色で塗装するパーツやユニット毎に小分けして作業が段取り良く進むように考えます。幸い、今時のキットらしくカラーリング毎にパーツ分割がされていて、マスキングは殆ど行わなくて済むのが幸いです。

 

以下、カラーリングのレシピは・・・

増加装甲の白・・・混ぜ物ナシのホワイト。後々のメンテナンスも考えて、単純にします。いつものフィニッシャーズカラーのファンデーションホワイトです。

ZZ本体のグレー・・・ゼータプラスと同じロービジと解釈して、特色の308番そのまんまです。アーマーの脱着は無いので、カウンターシェイド塗装は無し。

足首、腕等のブルー・・・ここもゼータプラスと同じで、コバルトブルー+蛍光ピンク+白

関節等のメカのグレー・・・これも後々のタッチアップの事を考えて、ただのニュートラルグレーをビンから出してそのままです。

メガキャノンとダブルビームライフルの砲身・・・ミッドナイトブルーをそのまま。いい加減色数が多くなってるので混ぜるのめんどいw

バックパック、ダブルビームライフル本体・・・ニュートラルグレー+ネイビーブルー+白。今回のは多少明るめになる様調合してます。

その他、アンテナは黄橙色。バーニアノズルはメタルカラーアイアン磨き出し。と、ほぼいつものパターンを踏襲してます。

マーキングはキットに付属している大判のデカールよりシンクリプトの機体番号「04」とペガサスIIIのマークを。このデカールがFAZZ以外にも欲しかったセンチネルメカのロゴマークがてんこ盛りになっていて汎用性がメチャメチャ高い!これがあればあれやコレやのキットが作れる!と非常に貴重です。話が脱線しましたが、その他のコーションマークは市販の各種のデカールより。赤の差し色がウルサクなりそうだったのと1/144なのを考慮して、目の細かいマークを選びます。

その後、ガイアノーツのフラットクリアを吹き付け、塗装は終了です。が、その後の最終組付けがかなり修羅場!脚部〜下半身と進めて、腰の動力ケーブルのガラスチューブの取り付けで一苦労ふた苦労。塗料が食いつかず剥がれたりで、汚くなってしまった・・・ここは他の素材(フレキシブルプラ棒とか)で置き換えた方が良さそう。

更にハイメガキャノンと本体を結ぶベルトはお湯に漬けながら曲げて、ひねってバックパックとのクリアランス、キャノンの角度を調整しながら取り付け。ここが結構難しい!と何とかカントカ組み上がりました。

と、割と勢いに任せて一気に作ってしまいました。が、それにはイロイロと訳がありまして・・・つまりその、当日会場に辿り着いた時には完売でキットが買えなかったんですよ。言いずらいですがヤフオクで転売屋さんから手に入れた訳でして。。こういう場合の方が猛烈に作る気が起きるのも確かなわけですが・・・やっぱちょっとねえ・・・スミマセン!

ともわれ、完成すると久しぶりにセンチネルメカが加わったのは素直にウレシイ。いままであまり良い立体に恵まれなかったFAZZですが、2015年の現在にこんなカッコ良いキットが出されるとは・・・待ち続けて見る物ですね。


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