MSVで一番の花形の機体はやっぱ、ジョニーライデンのザクでしょうな。と、言う割りに今まで一度も作った事が無かったりして。

何故か小学生当時、MSV第一弾の1/144の06Rは何度も作り直したのに、R-2はひたすらスルー。何か拘りがあったらしい。で、この歳になっても黒い三連星仕様が本当は作りたかったというか、うーむ。とにかく小学生当時、06Rのデザインを見て、キットが発売された時のインパクトが強烈だったつーのもあります。実際ジョニーライデンのキットが出た頃は下火と言うか、ちょっと飽きてた、と言うのもありますけど・・・。この歳になって何故か作って見ようかと思った次第。

キットはリメイクキットのマスターグレードの更にリメイクなVer.20のキット。キットの完成度はほぼ究極の域に達しているのでは？前作のマスターグレードが「ちょっと何か違うかな？・・・」と思っていた私も、このザクはカッコいいと素直に思えました。逆に良く出来過ぎちゃって、仮組していじって遊んでる方が楽しいとも。

あまり誉め過ぎなのもナンなのでちょっと苦言・・・塗装して完成させるとなると、バズーカとかマシンガンの砲身を一体で成型する必要があるのかは疑問。結局パーティングライン消す手間は一緒だし、接着剤はみださせて左右張り合わせて削るほうが楽だと思うです。あと、最近は別売りでデカールとか売ってますけど、キットにデフォで付属にしてほしいです。インレタはまだしもシールはちょっとねえ・・・おもちゃっぽ過ぎ。

で、製作については今回もいつものパターンなので特に無いですけど、表面処理とエッジ出しとスジ彫り。追加の工作はMG誌を見ながらフロントスカートの幅増し、スパイクアーマーを尖らせたくらいです。それと、センチネル最終回ザクっぽく肩アーマーを薄く削ったりとか、無駄なことしてます。後はキットがキットなので特にやる事なし。ただ作って普通にカッコよいのは凄いよなー。

塗装については今回、調合考えるの面倒くさいのでほぼキットのインストの指示そのまんま。では、ちょっと詰まらないので・・・

本体はシャインレッドに白を混ぜただけ。明るいサーフェイーサーのグレーの上に吹いたので結構良い発色。間接とフレームはマホガニーとニュートラルグレー。ノズルとヒートホークの刃はメタルカラーのアイアン。といつものお約束な配色。

マーキングに関しては、今回もおとなしめなGFF風味。前述のキットのインレタをクリアデカールに転写して貼り付けたのとキットのシール。ウェーブのXデカール等々です。

そんなこんなで完成！までの道のりが今回は本当に長かった・・・。確か、正月くらいに仮組み、加工、表面処理まで終わって約8ヶ月放置。その間に椎間板ヘルニアになったりして全く手が付けられず。かと思えば回復後は別の模型いじっていたり、ハードディスクぶっ飛んだりパソコンぶっ壊れたりしてもう大変。塗装したのがつい最近でデカール貼って更に1ヶ月放置・・・。うーむ。

で、放置期間が余りに長期に渡った為、足首の後ろのカバーが片方無くなってましたとさ。両足とも外してちょっとネイキッドな仕様になっていると言うマヌケなオチが付いたところで・・・。