Cruiser Tank CENTURION (A41)

1/35 巡航戦車 A41 センチュリオン 大学選抜チーム

AFV CLUB インジェクションプラスチックキット改造 +戦闘機商会レジンキャストキット

2016.8.24 完成

ールズアンドパンツァー劇場版より、ラストで西住姉妹が対決する大ボスが、島田流戦車道の跡継ぎ島田愛里須の駆るセンチュリオンです。このページを開いて見ている方なら今更語るべくも無いですが、ガルパン劇場版、簡単に「いいぞ!」の一言で済ませられるような物では到底無いので、ここでは書きません。このセンチュリオンに限って言えば戦線に参加してからラストの戦闘シーンまでの、鬼神、そして無双の強さ。容赦の無い攻撃は正に圧巻!!の一言。モデラーとして、これの立体が欲しくならないワケが無いです。

しかしながら劇中に登場した試作型センチュリオンそのもののプラスチック製キットは存在せず、台湾製AFVクラブのキットを大改造、若しくはアキュレイトミニチュアのレジンキット(相当な入手困難)・・・模型戦車道初心者の自分には、とても手におえる物では無い。。と諦めていたのでした・・・。

そんな16年5月のトレジャーフェスタ有明にて、やはりガルパン関係のキットを探しに出向いてみると、戦闘機商会さんにてセンチュリオンMkIのトランスキットを購入できたのが、そもそもの始まり。その後、某ネット通販サイトでAFVクラブのキットを注文するも2ヶ月待った末に入手不可の知らせが・・・ヤフオクで探してみるとガルパン熱の影響か、品薄で価格が超高騰!ここまで来るともう意地のパワープレイで超強引に落札して入手してしまった。。パッションモデル製のファイアフライ17ポンド砲のアルミ製砲身も購入し、やっとパーツが揃った・・・これでやっと作れる!と思ったのですが・・・

早速製作を開始してみたものの、AFVクラブのキットも戦車模型の初心者には結構難しく、おまけにレジンキットのパーツも後は皆さんにおまかせ!なところが多く、「こりゃダメかもしれんね」と半ば諦め気味。ですので本体もカタチにするのが精一杯な感じでしたが、途中から自分で出来る所までにしよう。。と割り切ってからは製作が結構進みました。

参考にした資料の決定版はモデルグラフィックスのアハトゥンク・ガールズアンドパンツァー2(略してアハガル2)の設定資料。コレをガン見して改造ポイントを絞り込んで製作を進めます。ドコをどういじったか?は文字にすると相当な量になってしまう、ので下に製作中の画像ファイルを用意したので、参考?にしてみて下さい。

そんなこんなで製作は進み(本当はドコまで再現するかの見極めがムズカシイのですが)塗装してみます。タミヤのサーフェイサーを全体に塗布し、暗くなる影の部分や凹んだ箇所に黒を吹き付けます。砲塔や車体の上面は塗り残したサーフェイサー地をハイライト色として残しながら、本体色(ネイビーブルーとミッドナイトブルーの混色)を薄めて少しずつ吹き重ねて行きます。単色の車体なので単調にならないように、カラーモジュレーション風にちょっと大げさな位にトーンの違いを付けてみました(効果があったかは不明ですが)

その後はクレオスのウェザリングカラーのマルチブラック、グランドブラウンでスミ流しとウォッシング。ここもかなり強めなトーンにし、エナメルのライトグレイ等の明るい色でエッジ部分にドライブラシします。履帯や足回りは今回ピグメント塗料を使用したドロ汚れや錆びの再現は無し。よく手入れされた戦車道連盟の車両なのと、島田愛里須の余裕な?戦い振りから汚しは控えめです。

大学選抜チームのマーキングエンブレムはモデルカステンの通販限定デカールより貼り付け。ボコを抱きキューポラから身を乗り出す島田愛里須のフィギュアは、やはりモデルカステン製のレジンキットをワンフェスにて入手したものです。肌色部分は通常のフィギュアと同じくサフレス塗装とし、ユニフォームはタミヤアクリルのフィールドグレーに白や黒を混ぜながら濃淡をつけて筆塗りします。瞳は先のデカールセットに付属した物を貼り付けると、割りとカンタン?に再現出来たりします。

最後に戦車、フィギュア共に全体にフラットクリアーを吹き付けて、完成!となります。そもそも製作のスタートラインに立つことも困難な上に、改造、自作パーツも多数だったので、出来上がった達成感と満足感がスゴイ!机の上でギュイーン!とか言いながらドリフトさせて榴弾をブッ放す姿を想像してニヤニヤ。戦車模型のベテランの方から見ればチャンチャラおかしい模型ではあると思われますが、今の私ににはコレで十分です。

と、ここまで書いてなんですが、いよいよ!センチュリオンのガルパン仕様のキット化が決定しましたね。今回も改造や苦労して完成させた模型はキット化される。と言う私のジンクスが炸裂!ですが・・・入手困難なキットや改造パーツに頼らなくてもセンチュリオンが手に入るなら、これは素直にウレシイ!事ですね。

※ 製作参考資料

大日本絵画 ・アハトゥンク・ガールズ&パンツァー2 ・月刊アーマーモデリング 2016年3月号、7月号

・月刊モデルグラフィックス 2016年1月号


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