Ferrari F40

1/24 フェラーリ F40 タミヤ インジェクションキット

2005.6完成

道をレーシングカーでぶっ飛ばしたいっ!と言う、エンツォ・フェラーリさんのイカし(レ)たコンセプトを実現したのがF40です。実車はさほど詳しくない人でも充分知ってる超有名な車ですね。キットの解説に拠れば、最高速324km/h!最高出力478馬力!!更にタービン交換レーシングカムシャフト等のチューンナップで200馬力ほど上乗せ可能!!!とのことで、はっきり言って狂ってます。純正フェラーリのターボマシンってあとは288GTOくらいなのも驚きですけど、超凶暴な性格からして、フェラーリの中でも一番人気のある車みたいですね。なにより文句無しにカコイイー!

んで、切○徹氏もこの車で320km出してるビデオが証拠となって大砲されてる事でも有名ですな。

キットの方も多分誰もが作った事が有るであろうタミヤ製。リアカウルの開閉とエンジン、ターボユニットとミッションの再現も完璧な超名作キットです。国内だと後はフジミがキット化していますが、再現度と独特なフォルムのタミヤか、正確なプロポーションと作りやすさのフジミかと、作り比べると良いかもしれません。

フジミのキットの解説によるとF40のランニングプロトタイプは8台作られたとのことで、このタミヤ製キットもその内の1台。フジミのキットは別の個体をキット化してるので、各部に違いがあるので合わせて見比べても面白いと思います。

製作については、出来の良さと作りやすさが売りのキットなので全くの素組み。それと最近はアフターパーツが充実しているのでそれらを活用したディテールアップ工作がメインとなります。具体的に使用したのが、アクステオンとSTUDIO27の専用エッチングパーツ、モデラーズ製のケブラー、カーボンパターンのデカール。各種ホース類、と言った所。

基本工作はボディーと各内部メカ、フレームやパイプ類とも、入念な表面とパーティングラインの処理に特に力を入れてあります。

各部の製作については、詳細を下記に別途記しますので、そちらを参照の事。

塗装は今回もフィニッシャーズカラーです。下地はファンデーションピンクに、F40以降のフェラーリレッドは明るめな赤との事でシルクレッドを使用します。仕上げは同オートクリアー。完全に乾燥させた後、コンパウンドのみで磨きだします。自分は2000で研ぎ出しとかすると、角が必ず出るので行っていません。(←ヘタクソ)

いやー、でも完成するとやっぱイイですね。いつか作ろうと思い、10年以上押入れに入っていたキットなだけに感慨深いです。キットの解説にも書いてありますが、こんな車乗れるのは世界中でほんの一握りの人間だけだし、なんつうか夢があって良いですね。まあ、模型作ってるくらいがちょうど良いくらいではないかと・・・

 

表面処理の最中の様子。ついでにフジミのキット(左)と比較。全然印象が違いますね。このあとタミヤのサーフェイサーを吹いて塗装、クリアー掛けまで一気に行います。乾燥時間にその他の工作を進めると段取りが良いです。
エンジン〜ターボ〜ミッションはシャーシに組み込みまでに仕上げます。シルバーの塗装も各部でツヤを変えたりすると効果的。インタークーラーのメッシュはアクステオンのエッチングパーツです。プラグコードも追加しましたが、完成後は全く見えなくなってしまいます、製作途中の楽しみ目的というか、ただの自己満足。
インテリアの工作も進めます。バケットシートはパーティングラインを消してサフを砂吹きしてシャインレッドで塗装。フラットクリアー仕上げ。シートベルトはアクステオンのパーツだけだと、一部足りないのでモデラーズ製から持ってきます。ベルトの生地も同じくモデラーズ。シート背後に銅線をよじって作ったアンカーで取り付けます。フロアーにはSTUDIO27のカーボンデカールを貼り付け。同じくフラットクリアーを吹いてます。
シフトノブのシャフトは金属線に交換します。太さは0.5mmくらいのものですが、タメオの43のF1のキットに付属してたものを使用。
そんなこんなでクリアーが乾燥したらコンパウンド磨き。シャーシ側はマスキング後つや消しのブラックを吹き付けます。リアバンパーの入り組んだ所は内側よりクレオスのメッキシルバーを吹くので、開口部もマスクします。ゾルを使用すると便利。
ボディー側も窓枠とライト、リア周りをと内側をのこしてマスキング。
各部が仕上がれば組み付けとなります。エンジン部は更にパイピングを追加、「F40」とググって画像検索して資料を集め、それらを参考に(オイ)。オイルクーラーとミッションオイルクーラーはパイピングのジョイントをパイプと真鍮線で自作してモデラーズのメッシュホース、タミヤ1/12F1の余りのホースを取り付けます。共に中にエナメル銅線を入れておいて曲げ癖を付け易くしておきます。
フロントガラスのサンシェイドはデカールを型紙にしてテープを切り出し、マスキングして吹き付け。表面はハセガワのコーティングポリマー仕上げで、最後に小物を組み付けて完成!な訳・・・(えー?)

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