製作のポイントについては、今回はフレームの歪み対策と補強を行ってみます。具体的にはリアサスペンションのステー、アーム類の接続は0.5mmの真鍮線で軸打ちして補強。エンジン〜ミッション〜デフケースの組み立ては歪みが出ない様に慎重に(本当は歪んでる)マフラーのステーの水平にも関係するので影響が甚大すぎます。それとアップライトの位置決めとか凄く難しいので慎重に・・・組み立ての初期段階で後々響く作業が結構多いです。シャーシもボディーと干渉する箇所を削って、すり合わせて仮組してピッタリはまる様に。フロントサスは接着面を削って車高を落とし・・・と、地道な作業を続けます。
と、目鼻が立ったら塗装しながら組み立てを、エンジン〜フロント回り〜シャーシ〜インテリアと進めてパーツを揃えて行きます。ボディー塗装にに手を付けるのはコレからで仮組を繰り返すためにガマンします。
肝心なボディーは流石に年月を重ねた古いキットですからヒケが多い・・・瞬着をパテ代わりにして丁寧に処理します。ついでにフロントフェンダーは削り込んでエッジ出しとラインをいじって見ます。ここら辺はテスタロッサのリアフェンダーの時と同じで実車らしく見せるディフォルメですな。とフロントの4連フォグランプはリフレクターを削り込んで作ってみました。あとはリア側面とドア下のダクトを開口したりと結構いじってます。
それとキットの特徴のエッチングパーツも大フューチャーして取り付けます。これは必要にして十分。インタークーラーのメッシュやインテリアのスイッチやら非常に効果的です。
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