Ferrari 288GTO

1/24 フェラーリ288GTO (2012.ver)

フジミ(エンスージアストシリーズ) インジェクションキット  2012.11.4 完成

ジミ模型の全盛期のオーラ力全開のキットがこのGTO!箱を開けて、一度パーツを取り出すとフタが閉まらなくなる?と、いうことで有名なエンスージアストシリーズのキットです。フォルム、ディテール共、申し分の無い凄いキットだと思います。実車は、まあ簡単に言っちゃうと、308をベースに、石川島播磨重工のツインターボを押し込んでグループBなちょっと異色なフェラーリな訳です。

と、言う枕で始まった前回のGTOのページ。アレから何年も経ちましたなあ・・・前回のGTOを製作して早19年(うお 流石に今返すとショボショボでボロボロ。ページの写真もクソだし、もうなんと言うか。一番カッコイイ?フェラーリの模型ページがこれではちょっとヤバイ・・・と、作り直してみようと思い立ってみました。

今回はフジミから出ている純正のエッチングパーツが付属するデラックスバージョンのキットを用意してみます。最近は定番?で流通してGTOのキットも手に入り易くなりました。一時期の品薄〜ヤフオクでプレミアがウソみたいです。バージョンやパッケージ違い等でいろいろ発売されてますね。私も嬉しいので何個も買って在庫が4個ありましたw そんな感じですので、失敗しちゃったらまた作ればよいか・・・と今回はGTOのキットを作る練習みたいな考えで製作を進めてみます。

最近は模型作りも再開してますけど、やはりカーモデルは相当久しぶりで、ちょっと心配。なので練習の練習?として、夏くらいからポルシェ911を2台(964カレラRSと85ターボ)。その後エンツォフェラーリ(全てフジミ製キットw)と腕慣らしに作ってみて、技術的な問題点の抽出、データ取りを行います。そして、機は熟したとばかりに製作開始ですー。

製作のポイントについては、今回はフレームの歪み対策と補強を行ってみます。具体的にはリアサスペンションのステー、アーム類の接続は0.5mmの真鍮線で軸打ちして補強。エンジン〜ミッション〜デフケースの組み立ては歪みが出ない様に慎重に(本当は歪んでる)マフラーのステーの水平にも関係するので影響が甚大すぎます。それとアップライトの位置決めとか凄く難しいので慎重に・・・組み立ての初期段階で後々響く作業が結構多いです。シャーシもボディーと干渉する箇所を削って、すり合わせて仮組してピッタリはまる様に。フロントサスは接着面を削って車高を落とし・・・と、地道な作業を続けます。

と、目鼻が立ったら塗装しながら組み立てを、エンジン〜フロント回り〜シャーシ〜インテリアと進めてパーツを揃えて行きます。ボディー塗装にに手を付けるのはコレからで仮組を繰り返すためにガマンします。

肝心なボディーは流石に年月を重ねた古いキットですからヒケが多い・・・瞬着をパテ代わりにして丁寧に処理します。ついでにフロントフェンダーは削り込んでエッジ出しとラインをいじって見ます。ここら辺はテスタロッサのリアフェンダーの時と同じで実車らしく見せるディフォルメですな。とフロントの4連フォグランプはリフレクターを削り込んで作ってみました。あとはリア側面とドア下のダクトを開口したりと結構いじってます。

それとキットの特徴のエッチングパーツも大フューチャーして取り付けます。これは必要にして十分。インタークーラーのメッシュやインテリアのスイッチやら非常に効果的です。

カラーリングは今回フィニッシャーズカラーのリッチレッドをファンデーションピンク地に塗装です。クリアーはいつもと同じくオートクリアー仕上げ。乾燥後、クレオスのラプロス#6000〜8000で研いた後、コンパウンドをタミヤの粗〜細〜モデラーズ〜ハセガワのセラミック、コーティングポリマーで仕上げです。フロント〜サイドのウインドガラスはこれも古いキットで傷が酷く透明度も悪いので同様に研ぎ出します。

そんなこんなで完成!となるわけですが、今回途中でボイラー技師の試験やらで中断しましたが、作業時間は5〜6週間位。エンスージアストのキットでは結構順調に行った方ですかね。最終組みつけでちょっとミスしてボディーに傷を付けちゃったりして大慌てで修正したり・・・まあ練習ですから、と言い訳。

やっぱ出来上がるとGTO超カッコええすねー。こう言う車もキットも不世出かもしれませんな。沢山ストックもしてるので、また作りたくなるキットですね。その時はレベルアップしていることを期待しつつ・・・。

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