Lamborghini Diablo

1/24 ランボルギーニ ディアブロ フジミ インジェクションキット 2004.12(ひとまず)完成

んだかんだで、16年間、延々と作り続けられたカウンタックの後を継いで、発表されたのがこのディアブロ。エンジンも5.7Lと更に巨大化し、492Psとパワーアップ。内装、操縦性、視界も近代化されたデザインになってます。デザイン担当はカウンタックに引き続きガンディーニさん。元々のオリジナルのデザインとは随分かけ離れてるようです。当時ランボルギーニがクライスラーの傘下だったので、アメリカ人好みにリファインされてるとの由。アウディっぽいムルシエラゴといい、親会社の影響受けすぎなような気もしますが、それでもやっぱりランボルギーニにしか見えない、極端なカッコしてますな。

キットはまたしても、歴代のランボルギーニを熱心にキット化してくれてるフジミ製。今から約15年前のフジミ黄金時代(?)のラスト時期のキットです。極端に作り辛かったカウンタックの反省もあって、作り易さと雰囲気を両立出来てる良いキットだと思います。ただ、同じに作り易いタミヤとかと違って、一癖二癖あるのも流石フジミ。

製作については、やはりと言うかキットが出た当時1回作って失敗しているので、そこら辺のポイントを押さえてのリメイクになった次第。順に説明すると、前輪の車高が高すぎなので落とします。リアもバランスを見て落とします。方法は毎度の事で恐縮ですが、サスアームのカット、真鍮線で軸打ちです。

で、このキットの唯一にして最大の難関が、可動式のガルウイングドア。な訳ですが今回、可動は思い切ってパス。ヒンジの金属線の根元にポリキャップ入れて、開状態で止めちゃってます。(有る意味負け)いや、本当は閉るんですけど、やはりと言うか、合いを調整しきれませんでした。それと、エンジンルームも時間の都合上ヤメ。中途半端にディテールアップするくらいなら止めた方がマシと判断。

その他の工作としては、・・・

リアのバックフォグとバックランプはキットのモールドを削って、カウンタックのキットの余りのランプをつけてあります。ワイパーは当時フジミが別売りしていたエッチングパーツ。基部は厚みがないのでキットのパーツとミックスして組み立てます。

でもって、MY99ディアブロのデラックスバージョンに付属のエッチングパーツも投入。シフトゲートとエンブレム、ランボのロゴとガンディーニのサインプレートがそれ。このエッチング、別売りしてくれるとスゲー嬉しいな。

内装は、ダッシュボードの側面が、がらんどうで向こうの景色が見えるので、プラバンでふたをしときます。センタートンネルの角をやすり掛けして丸めると革張りのソファーっぽくなります。あと、シフトレバーのシャフトを金属線に代えてあります。で、各ダクトは内側にエッチングメッシュを貼り付けです。

塗装、仕上げについてはムルシエラゴと全く同じなので、そちらを参照の事で。ただ、今回はパールパウダーの量を約、倍は入れて有ります。内装は今回はタン皮。まんま27番のタンを塗った後にフラットクリアーを吹いてます。ホイルは、リムはメッキがキレイなのでマスキング後、ディッシュ部分のみ8番のシルバーを塗ってあります。その他については毎度のパターンなんで省略。

でもってひとまず完成。なんつうか、ドアの可動をあきらめた瞬間、楽に組めるキットなのが良かったかも。ぶっちゃけ、閉った状態が欲しければSVかMY99のディアブロ作れば良いわけだし(推定15年後)。折角ドアの開くキットなんでこんなのもアリかな、とか。まあ、飛行機のキットで、エアブレーキとかフラップ開けた状態で作るのと一緒ではないかと・・・(単なる逃げ口上になってるし・・・)

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