ＯＶＡ戦闘妖精雪風より、メイヴ雪風です。映像がとにかく美しいアニメーションで久しぶりにはまってる訳です。はっきり言って原作の小説は読んだこと無いので、断片的な情報。例えば、挿絵が横山宏さんだったり、昔のＨＪ誌やＭＧ誌の読者投稿ページにはスーパーシルフが載ってたりとか、予備知識はそんなもんだったのです。おかげで？先入観なしに楽しめたのは良かったのかもです。

キットはプラッツのレジンキット。箱を開けてまず思ったのは、こんな形状でよく型から抜けたよなあ。と、物凄いアヴァンギャルドな感じでパーティングラインが入っていてビックリです。解りやすいウリである透明レジンをインサート成型した、と言うライフカプセルが模型誌ではクローズアップされてましたが、こっちの方がむしろスゲーんじゃないかと思った。

ワンフェス会場でプラッツのブースでミスキャスト品が大量にたたき売られていましたが、やっぱスゲー大変なんだと思った次第。それがまた飛ぶように売れていたのも、またなんとも・・・

前述のワンフェス会場にて、プラッツのブースに展示してあったスーパーシルフとメイヴが物凄いカッコよさで、帰ってきて早速製作を開始。ちょうど会社も夏休みだったんで、製作快調。しかしホントに大変なのはそれからだったのです。

バリ取り、表面処理はこれまた前述のパーティングラインをペーパー掛け。キレイな製形でとっても簡単。主翼は可動できる様、カットしてアルミ線で軸を打つ。仮組みして、この状態でちょっと遊ぶ・・・

・・ハ。我に返ってスジ彫りはトライのノコで一応彫っときます。キャノピーはコンパウンドで磨いてピカピカに。

で、問題の塗装ですが、はっきりいって地獄です。とにかく説明書の塗装指示を熟読します。鬼のような塗り分けですので、塗装→マスキング→塗装の繰り返し。毎日１色か２色吹いて、一週間以上掛かかった。ノズルはメタルカラーのアイアン。他は指示どうりで。

デカールはカルトグラフ製、モデラーズのデカールフィットを使用して密着させます。仕上げにフラットクリアーを吹いて完成でございます。