F-4 EJ改 スーパーファントム

1/72 ハセガワ インジェクションプラスチックキット

航空自衛隊 第302飛行隊 沖縄県 那覇基地 

2017.12.18 完成

空自衛隊の戦闘機で真っ先に思い出す飛行機と言えば? やっぱりF−4ファントムではないでしょうか。 虎ノ門ニュースで航空自衛隊元空将、織田邦夫さんのお話を聞いていると ますますファントムがかっこよくなって来てしまい、地元に開店した大型量販店の模型店でふと手にしたキットを また積むのもねえ、と作ってみました。 前回のイーグルプラスに続いて、引き続きの現用ジェットのプラモ製作 は、実に17年ぶりとなります。 さて、キットはハセガワの定番中の定番キットですが、昔からの聞いていた全身がバラバラで まともに形にならない?との評判の難物キット。。はたして無事に形になるのか心配でしたが 早速、作ってみるとしましょうかー。

まずはコックピットからですが、今回も全く巣組みの何のディテールアップも無し。 元々、72の飛行機は小さいし見えないしで・・・あまり効果が無いのでは?が持論 その代わりに今回もオレンジ色のパイロットスーツに身を包んだ(カッコイイ!) 航空自衛官のフィギュアをセットしてあります。今回はちょっとケチしてハセガワの フィギュアセットより、首や腕の向きを変えたりして、ちょびっと動きを加えてあります。

 

続いて、問題の機体の組み立て。適当に仮組みするとインテークと胴体、機首と下面は隙間だらけ・・・ なんですが、素人が下手に考えて作るより、素直に説明書の言われた順番通りに行うのが良いのでは?と、 やってみると、何の事は無い、インテークと胴体の間にちょっと段差が出来ただけで、ほぼピッタリに 組みあがってしまいました。ううむ、下手な先入観なしにやってみるものですね。

更に続いての難関が表面のうすーいモールドの筋彫り。ここは組み立てを始める前に Hi−Qパーツのスジボリガイドテープとファンテック社のスジボリカーバイト0.15mmで 深く彫り直してみます。ここら辺は最新のガンプラマテリアルとツールをスケールキットに 横展開したらどうなるか?の実験でもありまして、ちょっとはみ出してちゃったりもしましたが、 十分キレイなスジボリが引けました。ゼータプラスのスジボリを彫ってみた時から 昔のハセガワのキットで試して見たかったんですよね。ほんと20年前にコレがあったら最高だったのになあ。。 と、年寄りの戯言ではあります。

その他のディテールアップ工作もちょっと行ってみまして、自衛隊機の特徴、機首のレドーム のライトニングアレスタは細切りにしたプラペーパーを貼り付けて再現します。 位置は画像検索した写真から雰囲気のみの見様見真似です。

でで、組み立てが終わったら、丁寧に表面処理をして塗装は 飛行機モデル素人の人間がとやかく言うのもおこがましいので・・・ここも説明書の指示通りのビン生そのままです。 それと、キャノピーの枠はほっそいイエローの縁取りが入るのですが・・・ ヘッタくそに汚く仕上がるのが目に見えているので省略ですう!

 

そして完成っ!超カッコイイ空自のファントムが手に取れる事に! 昔からハセガワのファントムは何個も買って 積むだけで作ることは無かったのですが、飛行機のキット特有の丁寧な工作や塗装も改めて勉強になりますね。

最後に・・・憲法9条の制約下で武装も行動も制限された中、40年以上も日本の空を守り抜いたファントム・・・ やはり自国の軍隊に誇りを持って作れる模型はイイものでありますね。 そして、これからも守り抜く事が出来るように、一刻も早い憲法改正を願ってやみません!


 

 

 

 

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